iNSTITUTEM@STER

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2011年2月21日月曜日

仕様変更について その2

 シナモンブレードの製作を続けておりますが、今回はちょっとずつ仕様が変わっていることはお伝えしましたが、今度は部品レベルでの仕様変更です。

 これは、次回作で使えると良いかな、という目的や、単純に部品の調達の都合で変更しています。特に大量に購入するのが必要な部品は、次回作で使えるものを使用しています。


1)つまみのデザインを変更
 前回はねじ止めですが、今回はD型の軸にぴったり合うようなものに 変更しました。上にある白い物がそうです。
 もしこのつまみを変えたい、ということでしたら、シャフト直径6.1mmの、D軸かねじ止めの物を使用してください。アルミのつまみ等色々なデザインの物がありますので、お試しください。
 次回以降、もしかしたらつまみのご希望等もうかがえるかもしれません。検討します。
 
2)キャップの深さ

 少しでも光る部分を増やすため、浅いキャップを使用した物があります。5mm光る部分が伸びました。

3)リボンの色
 前回は水色でしたが、今回は白く細くなりました。あんまり動作に影響は無いのですが…念のため。

4)色調



 黄緑色の緑成分を強めに、白の赤成分と緑成分を強めに、黄色の赤成分を弱めにしました。
 これで苦手な白や黄色もマシになるかな?

5)レンズの省略
 今回はレンズを付けておりません。外れやすいなど、事故の元になったこと、また期日までに届くか心配ということもあります。

 あんまり改良する時間がない、と言いながら、まとめてみると変更点は結構ありますね…

2011年2月16日水曜日

ケースのねじ切り

 前回頒布分のものからの、シナモンブレードの仕様変更です。
 今度は結構大きな変更だと思います。


 前作ではケースにねじとナットで固定していました。
 しかし、やはりこのナット止めはあまり評判が良くありませんでした。薄暗い会場でこのナットを外すのが困難です。実際自分でもこのナットをいくつか無くしました。
 ということで、このナットを無くします。

 もちろん、基板を固定しなくてはいけないので、ナットに代わる物を用意しなければいけません。

 そこで、「ケースをナットにしてしまおう」ということになりました。と言っても、そんな大げさなものではありませんが… 要は、ケースにねじ切りをしようと言うことです。

 そのために、タップを用意しました。 
 直径3mmのねじを通すために、3.2mmの穴を開けていますが、これを片方2.5mmの穴に変更します。
 この穴に、 タップを回し入れてねじを切ります。

 相手はプラスチックなので、サクサクと通ります。
 ねじを切ったらこの通り。
 
 ナットがケースの途中で浮いています。これにより、ナットを使わずに固定することができます。
 この反対側はねじを切っていません。使用のときは、反対側からねじを通してください。

 ですが、ねじを通したときに奇麗に、軽く回せるようにするには加工に工夫が必要です。本当は長いタップを使えば良いのですが、手に入りませんでした。そこで、ケースを回すことにしました。上から穴を見ながら、対面の穴が通るように、穴が重なるように真上から見ながらケースを回します。

 ということで、今回の物はナットを付けておりません。
 これで少しは会場で電池交換がしやすくなったかな?

2011年2月14日月曜日

前作との仕様の違いについて

こちらの事故により、製作がまた遅れてしまっていますが、なんとか予定の日までにお届けできるようにします。今しばらくお待ちください。

 前作との基板と、今作の基板で一部改良した点があります。電気的にはほとんど変わりないのですが、部品の位置、配線など変更しています。

最早間違い探しですが、主に違う点は3か所。

1)右上の三角形エリアを菱型に変えました。これは、スイッチ片側をショートさせるように使用してください、というalps電気側の仕様に合わせました。
2)中央の長い線の切れ目を右端から左端に移動させました。作成後も、プログラムの書き換えがしやすいようにしています。書き換えのときは長い線のうち、手前2本を切り離します。
3)ねじ穴の位置を先のほうにずらしました。つまみの位置を調節して、つまみをねじで留められるような位置に見直しました。

 とまあ、あんまり大きな差ではないのですが、ちゃんと改良を進めております。到着まで今しばらくお待ちを。

2011年2月9日水曜日

シナモンブレードの基板作成5・切断

まだ続くのか、というこのコーナー、おそらくこれが最後です。

それだけ基板を作るのが大変、ということをお分かりいただければ幸いです。だから基板作成業者が儲かるのです。

穴もあけて、基板を一つ一つ切り離します。
前回はアクリルカッターを使いましたが、結構面倒なのと、今回使っている基板が、前回の物に比べて硬いので、すぐにカッターの刃が欠けてしまいました。

そこで、今回はルーターにダイヤモンドソーを取り付けて削ります。

 コツは、ダイヤモンドソー側を固定して、基板を定規などのまっすぐなものに沿って動かします。
 こうすることで、奇麗にまっすぐな線を出すことができます。

 でも、ここまでで半分です。はんだ付けが待っています。

 
 もう十分設備代は償却できたと思うので、次回の基板は専門業者にお願いするかもしれません。
 しかし、手作り感が急速に失われる可能性もありますので、よく検討したいと思います。

2011年2月5日土曜日

シナモンブレードの基板作成・エッチング

 トナー転写に見切りを付け、基板をエッチングすることにしました。
基本的には前回と同じです。酸化力のある塩化鉄(III)に漬けて、銅を酸化させて溶かします。


 そして、こうなりました。前回の「シナモンブレードの基板作成・トナー転写4」で妥協した、温度が高すぎて失敗した基板です。
 パターンに穴が開いていますが、手直しすれば使えないことはなさそうです。
 ちなみに、 緑色の物体は紙の繊維にしみ込んだ塩化銅(II)です。有毒です。劇物です。と書くと怖がるかもしれませんが…量が大したことないので飲んだりしなければ大丈夫でしょう。
 今度はこの黒いトナーをはがします。600番と2000番の耐水やすりで削ることにします。

 奇麗な銅箔が見えてきました。無事に基板が出来上がりそうです。
 今度は穴あけ、基板の切断をします。

 ちなみに、排水は一旦バケツの中に溜めて、後ほど処理方法を考えます。

2011年2月1日火曜日

シナモンブレード二期分完売しました!

 この度は、シナモンブレードをご注文いただきありがとうございます。

 2月1日午前0時より受付を開始いたしましたが、予定数に達したため、予約を締め切らせていただきます。
 こちらの予想をはるかに上回るご注文を頂き、大変感謝しているのと同時に、ご希望の方へご迷惑をおかけして申し訳ございません。

 今回の生産分が終わり次第、次のロットを生産する予定です。今後の生産スケジュールは現時点では未定ですが、次回ロットの完成まで今しばらくお待ちください。

 皆様のご期待に添えるように努力してまいります。今後とも「シナモンブレード」共々、よろしくお願いいたします。

シナモンブレードのご注文について

シナモンブレードをご注文頂きありがとうございます。
現時点で、予定の半分のご注文を頂いております。

2月1日の夕方過ぎにメールを確認いたしますが、万が一予定数以上のご注文を頂いた際
ご注文が後の方については、ご期待に添いかねることがありますことをどうかご了承ください。

ご注文の返信につきましては、後ほどまとめて送信しますので
今しばらくお待ちください。

皆様の応援を頂き、本当に感謝しております。
期待にこたえるよう、頑張ってまいります。

シナモンブレード注文受け付け開始 第二期分

 お待たせいたしました。
 先日より予告をしておりました、シナモンブレード増産分のご注文を受け付けします。

 詳細は右側ハンバーガーの上にある「ペンライト頒布について」をご覧ください。
 http://institute-master.blogspot.com/p/blog-page.html

 残り数が少なくなりましたら、改めてトップページで予告をします。

 これを書いている現在は、基板をエッチングしている真っ最中です。
 うまくエッチング出来ているものは出来ています。順調にいけば今月までに増産分は全部完成すると思います。